マダニのおもひで - かまれたりもしたけれど、私はげんきです【画像あり】 ★高知ネタ
季節ネタという事で私の「マダニ」に噛まれた時の体験談をご披露しようかと。
マダニの写真もありますので【閲覧注意】でお願いします。
なおこの記事でお伝えしたいのは、
- マダニに噛まれない方法に、100%安全は無い。
- マダニに噛まれても100%感染する訳ではない。
という事です。
状況
私がマダニに噛まれたことに気がついたのは2012年6月13日の事です。*1
数日前から、お風呂で足の指の間を洗っている時にイタイなぁと思っていました。
左足の人差し指と中指の間の股の部分です。
肌が乾燥して、あかぎれみたいに切れてるのかなぁと思ったりしていました。
そのうちそこにカサブタができている事に気が付きました。
剥がれかけているようで、一箇所だけがまだ指の股にくっついたままになっていました。
気をつけて洗っていたのですが、いつタオルに引っ掛けて痛い思いをするか心配でした。
それにその人差し指と中指の間の部分以外の、足の甲のほうや中指の付け根のほうにもなんだかピリピリと線上に痛みが走っているような感じでした。
そこで、いっその事このカサブタを取ってしまって、早く治るようにしようと思ったのです。
で、お風呂あがりにそのカサブタをつまんでブチッと引っ張って剥がしました。
ほんとうにブチッという感じで取れました。
取った後そのカサブタをよく見ると、おもしろい形をしていました。
固まる時に靴下の繊維が混じってしまったのか、左右に数本細い糸状の物が飛び出ていて、それがうまく左右対称な感じで、なんだか虫のようにも見えるのです。
これは珍しいと思って写真に撮っておこうとスマホを準備していると。。。
そのカサブタがモソモソと動いたのです。
「こいつ、、動くぞ。。。」(CV:古谷徹)
マダニ感染症が話題になってマダニの事が世間一般に広まるのは、この時から半年もあとの2013年になってからの事なのです。*2
その為、この頃はまだマダニの事は頭には浮かびませんでした。
それでも私はこれがダニでは?とは思い至ることができました。
というのもツツガムシの事を知っていたからです。
ツツガムシだとヤバイので*3 、早速インターネットでツツガムシの事を調べました。
そしてあるホームページに辿り着きました。そのホームページでこれがマダニである事を確信しました。
それが以下のページですが、超閲覧注意です。マダニのアップや著者の患部の写真が掲載されています。
http://www.hokusetsu-ikimono.com/in-life/MADANI/madani.html
なぜ確信できたか、上のホームページのタイトルで分かるかと思います。
そう、私の状況と同じだからです。
で、このサイトを見てこのカサブタがマダニであるという事を知り、さらにダニの体の一部が残ったりするので引きちぎっちゃダメというのも知りました。
まあ、著者と一緒で後の祭りだったのですが。。。
それはともかく、ツツガムシではなかったので安心した私はそのまま放置していました。
この時はマダニで重篤な症状になる事があるなんて事を知りませんでしたから。
症状
上でも書いたように足の甲のほうや中指の付け根のほうにピリピリと線上に痛みが走っているような感じがありました。
マダニを取った後も、何週間もそのピリピリした線上の痛みは残ったままでした。
やはりダニの体の一部が残ってしまっているのだろうかと、患部を何度も見たり触ったりしたのですが分かりませんでした。
そして半年後、マダニ感染症の事が話題になった時には、この時に体調を崩したのだったかどうだったか覚えていないという。。。
で、今に至ります。
ただあの線上のピリピリした痛みは、やはりなんらかの毒成分か菌成分のせいだったのかなぁと思ったりはしています。
どこで噛まれたのか
どこでマダニに噛まれたのかという事は、マダニに気づいた時にやはり考えました。
マダニに気がつく前の数日間の行動から、噛まれた場所として考えられるのは以下の2箇所でした。
- トレランの練習をした 山*4
- 朝ラン・夜ランをしている堤防コース
このトレランの時は体の露出部分がほとんど無い状態でした。
キャップを被り、サングラスをかけ、長袖のSKINSの上にTシャツを着て、指なしのグローブを付け、ロングタイツに短パンを履き、TABIOの5本指のトレラン用ソックスを履いてシューズを履いてました。
肌が露出しているのは顔の一部と首筋、手首の一部と指先ぐらいです。
しかもマダニが噛み付いていた足の指の股は、ソックスとシューズで2重に防御されています。
では堤防コースを走っていた時の格好はというと、実はこの時はちょうど裸足ランにチャレンジしていた時で、堤防の上を裸足で走ったみたりしていたのです。*5
ですので、こちらは足の指の間を噛まれても不思議ではありません。
しかしこちらは山からは遠く離れた川沿いの道で、しかも以下のようにセメントの道ですので、路面でマダニが生活しているとは思えません。
もしこの路面にマダニが居たのなら、たまたま何処かからか運ばれてきて落ちていた と考えるか、僅かに路側に生えている雑草や植え込みにマダニが生息していて*6そこから来たか、ぐらいが考えられる事でしょうか。
以上の事から可能性を考えると、以下のどちらかということになります。
- 完全防備の格好で山の中を走った時にマダニが服に付着して、部屋に戻って来てから服から落ちたマダニが足の指の間に噛み付いた。
- 町中の犬の散歩やウォーキング、ランニングで人の行き来の多い、土も草もないコンクリートの堤防の上で裸足で居た時にマダニに噛み付かれた。
つまり、どう防御していようが、町中であろうが、噛まれる時は噛まれるみたいですので、噛まれた時の対処方法は勉強しておく*7のが吉のようです。
先のサイトの著者さんも噛まれたのは1度だけじゃないですし。*8
大きさについて
以下の写真の茶色い物の先端の平になっている部分の長さが5mmです。
多少成長してこの大きさですので、噛まれた時はもっと小さかったのでしょうね。
肌に付いていても気づけなかったと思います。
以上、マダニのおもひででした。
【関連情報】
マダニ用の防虫スプレーなんてのもあります。
万が一マダニに噛まれてしまったら病院に行って取ってもらうべきですが、噛まれたのがペットでしたら専用のピンセットも売っています。
こちらのは見た目がゴツいですがガッチリと取れそうな感じですね。
マダニ以外にも、身近な芝生の中にキケンが潜んでいるようですね。
*1:ありゃ? 偶然にも以前の記事「無精めし de 賞味期限チキンレース あるいは、光陰矢の如し - ☆迷走記☆」で書いた賞味期限と同じ時期ですね。(笑)2012年は私にとっての特異年なんでしょうか。
https://www.google.co.jp/trends/explore#q=%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%8B
*3:ツツガムシの事も、ツツガムシがヤバイのも矢口高雄氏のマンガで知ってました。大事なことはマンガで学ぶ現代っ子です。
*4: 過去記事「高知のトレイル事情と1羽でもニワトリの謎 - ☆迷走記☆」で紹介した場所です。
*5:この堤防の地面はコンクリートから石が覗いていたりして凸凹で、1キロも走らないうちに足裏の皮がムケたのでやめました。(笑)
*6:こちらだとマダニは町中の植え込みや家庭の庭にも居る事になります。
*7:マダニに噛まれたら自分で取らないで病院へ行きましょう。
*8:あのサイト、見てみたくなりました?