Zwift:自転車の世界でいつの間にか進んでいた仮想化がめちゃ楽しそうで羨ましい!
昨日、ちょっとしたきっかけで自転車界でバーチャル化が進んでいることを知って、驚いたとともにうらやましいしで、紹介というか記録しておきます。*1
ランニング界でも草の根でバーチャルレースとかエアレースとかあります。
公的レースでは「Wings for Life World Run」なんかは半バーチャル(?)な感じです。
ところが自転車界のそれはバーチャルレースやエアレースよりは一緒感がありますし「Wings for Life World Run」よりもお手軽です。
その自転車の世界での仮想化とは「Zwift」というサービスです。
Zwiftを知ることになったきっかけは、漫画家の椎名先生のこのツイートでした。
ウォッチ中も自分のアバターはコース内に出現してて、スタート地点には同様にウォッチ中とおぼしき動かないライダーが転々と並んでいる。ストーカーの群れ。この仕様はどうなんだ。
— 椎名高志@絶チル45巻発売中!! (@Takashi_Shiina) June 11, 2016
椎名先生が自転車に乗られている事は知っていましたのでこのツイートでの「ライダー」とは自転車のライダーなのだろうなという事は想像できました。
「アバター」と書いているのでゲームかな?と思ってツイートを遡りました。
作業中のBGVにもどうかと思って、仕事場のPCにもZwift入れてみた。「just watch」モードで他人が走るのを眺めていたら、「ストーカー」というアチーブメントをゲット。ちがうよ僕は紳士だよ!
— 椎名高志@絶チル45巻発売中!! (@Takashi_Shiina) June 11, 2016
キーワードが出てきました。「Zwift」です。
PCに入れるみたいなのでやはりゲームかなと思ってぐぐってみると公式サイトがすぐに見つかりました。
こちらです。
トップページの動画をみるだけでどういうものか想像が付くと思います。
面白そうですよね。
自転車の世界では屋内で練習できるようにローラー台(サイクルトレーナー)が普及しているのは知っていましたが、こんなおもしろい事に発展しているのは知りませんでした。
Zwiftのサービスを受けるには、物理的には自転車の他には最低でもローラー台とスピードメーター、それにAnt+の受信機が必要で、さらにサービスの利用料には2週間の無料期間の後は月々10米ドルが必要のようです。
楽天で検索するとZwift対応のローラー台はポピュラーのようで安いのから高いのまでたくさんヒットします。Zwiftを始めるのにローラー台を持っていなくても費用的な敷居は高くはなさそうです。*2
ランナーとしても、このZwiftが使えると外を走れない時のクロストレーニングにいいかもしれません。
梅雨の季節も楽しく練習ができそうですし、夏も日焼けを気にせずに追い込みの練習ができますね。
ランニングの世界でもトレッドミルを使ってこういう事ができるサービスが出てくるんでしょうか?
まあ自転車界と違って、ランニング界の個人でのトレッドミルの普及率を考えると難しそうですね。
基本、外で走りたいですし、スマホ+スマートグラスという形態の方が普及しやすいですかね。*3
レースのエントリー料が高くなっている昨今、リアルレースではなくてもこっち方面で楽しむというのも有りかもしれません。
こちらからは以上になります。
【関連情報】
この1歳刻みランキングも実際には一緒に走っていない人との勝負ですね。
仮想化がポピュラーになると走行データが蓄積されるので、例えば10年後に今の自分と競争したり、過去の有名ランナーをゴーストにして走ったりできそうですね。