親指シフト入力向けでは最安のキーボードが発売!
ワープロ専用機*1世代の私は、PCでは親指シフト入力で文字を入力しています。
もちろんこのブログも親指シフト入力で書いています。
長らくUSB接続の親指シフトキーボードを使っていたのですが、数年前にとうとうキーが反応しなくなってしまいました。
新しいのを買おうと思っても、親指シフトキーボードって高いんですよね。
予算的にキビシイので親指シフトキーボードの購入は断念して、それ以来ふつうの日本語キーボードで親指シフト入力をしています。*2
同様に、親指シフトキーボードに手が出せずに仕方なく普通の日本語キーボードでガマンして親指シフト入力をしている人は大勢いるはずです。
ところが今回、ライフラボさんが親指シフトキーボードの利用者向けに安価な親指シフト入力用キーボードを作ってくださいました。
これは革命です!!
親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード
その低価格の親指シフト入力向けのキーボードがこちらの「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード」です。
なんと2,480円*3です。(2016/07/16時点)
開発・販売元の公式ページはこちら。
特徴
最大の特徴は親指シフト入力向けのキーボードという事です。
念の為に誤解がないように別の言い方をすると、このキーボードは親指シフトキーボードではありません。*4
あくまでも親指シフト入力向けのキーボードです。
通常の日本語キーボードのキー配置を工夫することで親指シフト入力をしやすくして、古いユーザーが好むキーストロークの重さに譲歩することで価格を抑えた、これまでの親指シフトキーボードの方向性とは違う、革命的なキーボードなのです。
キー配置
その親指シフト入力をしやすくしているキー配置ですが、親指シフトキーボードを使っていた方は下の商品写真を見ればわかるかと思います。
「H」キーから「N」キーへの線上に右シフトキーとなる「変換」キーが配置されています。
親指シフトキーボードの右シフトキーを一段上に持ち上げた位置です。
同様に「G」キーから「V」キーへの線上に左シフトキーとなる「空白」キーが延びています。
こちらも親指シフトキーボードの左シフトキーを一段上に持ち上げた位置です。
これらの配置によって、親指シフトキーボードでホームポジションに置いた親指の位置をほとんど変えることなく入力できるようになっています。
なにせ親指シフト入力ではキーの位置は頭ではなく指が覚えていますので、これまでと同じホームポジションで打てる事は大事ですよね。*5
他にも親指シフト入力向けの刻印や、水抜き穴などの工夫があります。
そられについては公式ページに詳しいです。
さいごに
ここまで説明をしてたようにこのライフラボさんの「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード」は、親指シフトキーボードの利用者に向けてその代替となる安価なキーボードを提供しようと作られたことがわかります。
しかし今日びの親指シフト入力を愛好している人たちの中には、親指シフトキーボードに触れた事がなく最初から普通の日本語キーボードを使っている人も大勢いると思います。
実はそんな普通の日本語キーボードでの親指シフト入力になれた人に良いと思うキーボードを見つけて今使っています。
5月に大阪に行った時に、あの徒歩で行くのが難しいとされている梅田のヨドバシカメラで見つけて買いました。
その記事を書こうとしていた矢先に今回の「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード」が近々発売されることを知って記事にするのを保留にしていました。
今回無事に「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード」も発売されたようですので、指が日本語キーボードに慣れてしまった親指シフト入力者向けのキーボードも後日紹介したいと思います。
こちらからは以上になります。
【関連情報】
親指シフトの関連本という事で椎名誠氏の本を探そうとしたらこんなん見つけちゃいました。2016/07/17 21時過ぎ時点では無料本です。