とくしまマラソンの新しいスタート地点が判明。眉山に向かって走れ!
とくしまマラソン2016の公式サイトで大会ガイドが公開されました。*1
同時に交通規制の情報も公開されました。
今回のとくしまマラソンではコースが少し変わり、スタート地点が変更されています。
以前から公開されていたコースマップでは県庁北側の道路上にスタートラインがあるのだろうという事は分かったのですが、正確な位置が分かりませんでした。
今回公開されたこれらの資料からスタートラインの位置が特定できましたので、現地で取材を敢行してきました。
スタート地点
大会ガイドではスタート地点は以下のように書かれています。
県庁舎西側の車の出入り口の前にスタートラインが引かれるようです。
それがこちらです。
奥に見える茶色の建物が県庁舎で、手前が片側1車線ずつの道路です。
もう一枚。
「一旦停止」と書かれているあたりに大会本部が設置されるのでしょうね。
スタート時の風景
Bブロックの整列場所からの風景はこんな感じです。庁舎が見えるだけです。
ところがスタートラインまで進むとこんな風景になります。奥に山が見えます。
当日はスタートゲートをくぐったら、眉山に向かって一直線に走りだす事になります。
心配事
という感じで気分もアゲアゲでスタートを切れるのですが、実は今回のスタート位置で心配なことがあります。
大会ガイドや公式サイトの 大会ガイド - とくしまマラソン2016 にも書かれている以下の注意事項です。
- ②スタート直後の急カーブ(大会ガイドP3参照)
- スタート直後のかちどき橋南詰めには急な右カーブがありますので、ご注意ください。
スタート直後の「直後」がどのくらい直後かというと、150m程度です。
上のスタートライン地点の写真ですと、右奥に見える青い橋との交差地点までとなりますので、スタートするとほんとうにすぐにたどり着いてしまいます。
人がまだまだバラけていません。
Googleマップで見るとこんな感じです。
大会ガイドでは以下のように書かれています。
この絵が正確だとすると、かちどき橋の中央分離帯の向こう側、奥側の車線を走るようです。
という事は、片側1車線ずつの2車線の幅の道路から直角に曲がって、片側3車線の道路に入ることになります。
渋滞しそうですね。
このかちどき橋の部分は両車線が通行止めになるようです。
もしこの絵が正確ではなくて、実は2車線から6車線に曲がってゆくなら、混雑は緩和されそうに思えます。
しかし、そうしてしまうと渋滞以外の問題が生じます。
かちどき橋の上の中央分離帯が危険なのです。
写真で分かりますでしょうか。この中央分離帯は低いんです。
両車線を使おうとすると、この低い中央分離帯につまずく人が出てしまうと思います。
例えばパイロンを置いたとしても、スタート直後で人、人、人の団子状態で交差点に侵入する事になりますので、曲がっている最中にはきっと見えないでしょう。
つまずきを防止する方法を見つけるのは難しいと思います。
大会ガイドの図のように片側車線に入るのが安全だと思いますし、つまりは渋滞するのは必至かと思います。
スタートラインを越えてからの渋滞はネットタイムに影響するのでツライですね。*2
さいごに
最後に、これまでとは別角度で撮った写真を。
これはかちどき橋の上から県庁方向を撮った写真です。
県庁の横はヨットハーバーになっています。*3
今回のスタート位置はこのヨットハーバーと県庁舎とのあいだの道路なのです。
当日は停泊している様々なヨットを見ながらスタートを待つことになるのでしょうか。
現場からは以上になります。
【関連情報】
眉山といえば今なら宮崎あおいさんでしょうけど、徳島県民にとっては眉山といえば松嶋菜々子さんです。*4 こちらは犬童監督の作品です。
とくしまマラソンに向けて練習したい方はこちらもどうぞ。