六甲縦走キャノンボールランでのSPEED部門(逆走ルート)のポイント
いよいよ第14回六甲縦走キャノンボールランですね。*1 *2
以前、順路方向の記事を書きました。
今回は年2回のうちの春開催のキャノンボールランです。
SPEED部門は宝塚側からのスタートで、六甲縦走路の逆走となります。
という事で、今回は逆走について書きます。やはり今回も基本SPEED部門目線です。*3
ちなみに私は今回はエントリーしていません。*4
高低図
逆走での高低図はこんな感じです。これは2年前に私が走った時のものです。
左側の数字は高度ですが、だいぶん誤差があります。
六甲山最高峰の高度が931mですので140mぐらいの誤差ですね。
下の数字は距離(km)です。
右端は46.6km地点までの記録ですが、この時は最後の最後で時計のバッテリーが切れたので、ゴール地点まではあと数百m距離があってまだ下っています。
なおこの時は何度も迷っていますので、本来の距離は数km短いです。
スタート地点
宝塚駅からスタート地点までは少し距離があります。しかも上りです。*5
ちゃんとトイレを済ませて、時間に余裕を持ってスタート地点にゆくのがよいかと思います。
一軒茶屋前・六甲山最高峰まで
高低図の通り、スタート後は700mほど上ります。*6
私は六甲山最高峰まで上ったのですが、ルート的には最高峰を踏む必要はありません。
スタート直後、途中まではルートが2つあります。
ひとつは舗装路のルートで比較的ゆるやかに上るルート。
もうひとつは未舗装の直登ルートです。
スピードを求めるなら直登ルートですが、シングルトラックですので逆にスピードを求められます。
自分のペースで走りたいのなら舗装路ルートがよいと思います。
9.5km地点の六甲山最高峰まで2時間20分ほどかかっています。*7
六甲ガーデンテラス
13km地点の六甲ガーデンテラスまでもルートは2つ選べます。
ひとつは舗装路を走るルート。もうひとつは舗装路を横断しながらトレイルを走るルートです。
六甲縦走路の標識は後者のルートを指しています。
私はこの時は舗装路のルートを通っています。
六甲ガーデンテラスは霧が出てたり、風が吹いてたりすると寒いです。
というか、私にはその寒い時の印象しかありません。
この時も走っているときは平気だったのですが、トイレに寄る程度の停止で再び外に出るとすごく寒く感じたのを覚えています。
あんまり寒いのでフードテラスであったかい豚まんを買って食べました。
掬星台
20km地点の掬星台の東屋にはきっとエイドが出ています。
ぜひ立ち寄りたいエイドです。
この時はカップのチキンラーメンをいただきました。^^
市ヶ原
天狗道、稲妻坂を下ると市ヶ原です。
私はこの天狗道、稲妻坂を下っている時に、順路の時はこれを上ったのか!と想像して心が折れたことがあります。(笑)
太龍寺
市ヶ原から少し進むと太龍寺です。
この後は鍋蓋山と菊水山のM字のドSコースとなりますので、ルート上にある自販機で水分補給をするかどうか、判断が必要です。
ただし、暑い日などは売り切れていますし、寒い日はホット系が全滅とかしてます。(笑)
もし水分が無いとヤバいという時は、ルートから外れますがちょい北の再度公園に自販機、トイレ、売店があります。
またここはリタイアポイントでもあります。
太龍寺前のバス停からは三宮方面行きのバスが出ていますので、2山越える自信が無い場合はご判断ください。
この時の最終バスは16時40分だったと思います。*8
なお、いつも混んでいますので座れないと思います。
鍋蓋山と菊水山
24km~31km地点のM字の山です。
ここに突入すると山を越えた鵯越駅まで進むしかありません。
途中で引き返すという手もありますが、ここでヤバイ状態になっているという事はだいぶん時間が経っているという事が考えられます。
上で書いたように最終バスの時刻が早いのでご注意ください。*9
鵯越駅
この地点で全体の4分の3程度です。
鍋蓋山と菊水山のドSルートで疲れ果ててしまった時は、この鵯越駅がリタイアポイントとなります。
丸山市街地
初キャノボで試走なしの場合、逆走の今回は間違いなく迷います。
【2017/09/05 追記】
という訳で、現地に行かなくても試走ができるという記事を書きました。
横尾市街地
35km地点の高取山を越えると横尾市街地です。
ここも初めてだと迷えます。
順路で何度も走っていた私もこの時迷いました。(笑)
横尾小学校手前の東山への登山口へ向かう分岐道を見過ごしてしまったのです。
逆走が初めてだった事と日が暮れていた事も重なっていたのが原因だと思うのですが、だいぶん疲れていた事も要因の一つかと思います。
馬の背・須磨アルプス
東山に入ると須磨アルプスがあります。
こんなところです。
これは順路で撮った写真なので、逆走の場合は奥から手前に進んでくることになります。
日が暮れていたらヘッドランプが必要です。岩場では手を使うので手持ちのライトでは不便と思います。
もしもライト無しの場合は、手前の横尾市街の地下鉄でリタイアですね。
ラスト
東山、横尾山、栂尾山の3連チャンの山々を過ぎて、高倉台を突っ切るといよいよラストです。
鉢伏山のロープウェイ乗り場まで来れば後は下りです。ラストを楽しんでください。*10
ぜひ明るいうちに到着してください。
今の季節の花が出迎えてくれます。
ゴール
坂を下るとゴールです。
もし時間が遅くて誰もいなくても、下り坂が終わるとゴールです。お疲れ様でした。
おまけ
この時期の日の入りは18時過ぎです。
今日の神戸での日の入りは18:16となっています。
お気をつけて。
【参考】
こんなニュースが!!
2作目までは(TVで)観たことあるけど、3作目があった事は知らんかった。
*1:というか、ノロノロ書いてたらすでに昨夜スタートしてしてますね。^^;
*2:というか、すでにSPEED部門もスタートの時刻ですね。^^;;;
*3:走る前にこの記事をご覧の方はSPEEDな方ですよね。
*4:秋レース~1月の千羽海崖で、今の私では長距離むりぽなのを痛感しました。
*5:ウォーミングアップにはいいのですが。
*6:この時の計測だと725m上ってます。
*7:一軒茶屋前のエイドに立ち寄ったのとトイレにも寄ってます。
*8:日曜日の時刻です。土曜日はまた別の時刻表だったはず。
*9:最終バスが過ぎていても1時間ほど歩けば三宮市街地に着くらしいです。
*10:膝を痛めていると地獄ですが。^^;