初めての六甲縦走キャノンボールランで迷わないために
キャノンボールランではコース上に道案内スタッフが居たりしません。
ルートは六甲全山縦走路の標識を頼りに自分で見つける、決める必要があります。
初めてのキャノンボールランなのに試走せずに今日を迎えてしまった人に向けて、迷いやすいポイントや迷わないための対策を書きます。
初キャノボで実際にコースロストしてリタイヤしたアレな私が書いておりますので、きっと何らかのお役には立てると思います。*1
ところで地図は持っていますよね?
持つべき地図の基本は神戸市発行の「六甲全山縦走マップ」です。
地図上に六甲全山縦走路のコースがマーキングされていますし、区間ごとの説明なんかも書かれています。
コンパスを使って地図を読む、なんて事ができなかったとしても、迷った時、案内板に書かれている山や場所の名前の位置関係を確認できるだけでも役に立ちますので地図は持っておくべきです。
使い慣れた山地図アプリがあるならそれでもいいのかもしれません。
ちなみに六甲全山縦走マップの入手方法ですが、神戸に買いに行ける人は神戸市のホームページで販売場所を確認して買っちゃいましょう。*2
神戸まで買いに行けない人は通販をしてくれているぶよう堂さんでの購入となります。
ところが今はぶよう堂さんには在庫が無いみたいです。*3
【2017/08/07 追記】
いい地図が発売されました。詳しくはこちらの記事で。
バイブルを手に入れる。
迷わないためには、まさにキャノンボールランで迷う人が減るようにと著してくださったバイブル的電子書籍を手に入れましょう。
丸山市街地のルートを写真や動画を使って解説をしてくれています。
イメージトレーニング !
試走できていないので地図やバイブル、そして以下のサイトなどを利用してイメージトレーニングをしましょう。
迷いやすいポイント
迷いやすいと思うポイントを書いておきますので、調査、イメージトレーニングの参考にどうぞ。
なお、私がSPEED部門しか走ったことがありませんので、基本SPEED目線で書いております。*5
丸山市街地
魔の丸山市街地です。
昼間でも六甲全山縦走路の標識を見落とすと簡単に迷えます。
ただ今回(第13回)はSPEED部門の人は順路となりますので、この辺りでは見える範囲にまだ他のランナーが見えるでしょうからなんとかなるでしょう。
POWERの方は往路では逆走でしかも深夜ですので、バイブルやGPS*6を駆使してガンバルしかないのでしょうね。
なお、丸山市街地の終点である鵯越駅から菊水山へ向かうルートの入口もうっかりすると見落とすかもなのでご注意を。
【追記】
部屋に居ながらにして丸山市街地を試走するという【裏ワザ】の記事を書きました。現地に試走に行けない方はぜひ!!
六甲ガーデンテラス
正確に言うと六甲ガーデンテラスから六甲山最高峰への道に抜ける所が分かりづらいです。
さらにこの六甲ガーデンテラスは、天気が崩れるとすぐに霧が出て見通しが効かなくなるので余計に分かりづらくなります。
目を皿のようにして標識を見つけましょう。
大平山~大谷乗越
ここはSPPED部門で足の遅い人向けになります。
大平山のドコモ中継所の舗装道路から大谷乗越方面への山道に入る所が日が暮れてからだと分かりづらいです。
夜ですと舗装道路を機嫌よく下っていると簡単に見落とせます。
ちなみに私が初キャノボでロストした地点です。*7
大平山に日が暮れてから到着する可能性がある人は、先に紹介した六甲縦走路WEBの「34 大谷乗越」の所をよく見ておくべきです。
馬の背(須磨アルプス)
POWER部門の人はこの馬の背を夜間に逆走する事になります。
私も一度だけ夜間にひとりぼっちでここを逆走した事があります。
単に馬の背を渡って正面の横尾山の階段に取りつけばいいだけなのですが、ライトでの限られた視界ではどう進んで行ったらよいのか分かりませんでした。
さいごに
やっぱり一番いいのは試走です。
試走していないのだから迷って当たり前です。
ルートをロストした事にいち早く気付いて、確実にルートと分かっている地点まで速やかに戻りましょう。
迷っている時には、ショートカットしてルートに戻ろうなんて考えないように。
【2018/10/16 追記】
道迷いの予防、正しい道への復帰に役立つスマホのGPSアプリの紹介記事を書きました。
【関連情報】
原点も貼っておきます。(なんでジャッキーが大きく写ってるんだろう?)
こちらもどうぞ。