あの極寒の日曜の第7回千羽海崖トレイルランニングレース参戦記 その3
40年ぶりの寒波が来襲して全国的に雪模様だった1月24日に、奇跡的に晴天の中で開催された第7回千羽海崖トレイルランニングレースの参加レポートのその3です。
前回までの記事はこちらです。
白沢エイドステーション
下の図で③の辺り。(白線が高度、オレンジ線が心拍数)
ここは本レースで唯一のエイドステーション。
復路もここを通るので、コース上では2回の補給チャンスがある。
ここには水、食べ物、そして貴重なトイレがある。
食べ物は、パンやフルーツ*1の他にドーナツがある。
しかしこれらの食べ物には手を付けなかった。
実は今回、ドーナツは行動食として持っている。
今回の行動食を何にしようかと考えた時に、某ブログでチョコファッションのカロリーの記事があったのが頭に浮かび、これだ!と思った。
チョコファッション4個で、消費カロリーで不足する分を補える計算だ。
はたして前日の夜にミスドに買いにゆくと、なんともうチョコファッションは売り切れていた。
どうしようかと考えた時にTwitterでセブン・イレブンのドーナツがおいしくなったというのが流れていたのを思い出し、これだ!と思った。
ところがセブン・イレブンに行くと、チョコファッションはまたもや売り切れ。
その時、奥からチョコファッションが運ばれてきて、店頭に並べようとしている。
これぞ天の導き!と、すかさずそれを4個購入。
ちなみにこのチョコファッション、結局全部は食べられず、それどころか1個の4分の3しか食べられなかった。
天の導きはセブン・イレブンではなく、ミスドでチョコファッションが無かった事のほうだったようだ。
話をエイドに戻す。
このエイドはコース上に4回しかない貴重なトイレポイントである。
オフィシャルプログラムによると次のトイレは7km先の第2関門。*2
そこまでは1時間以上かかる。しかも山越えだ。
危険は犯したくないので素直にトイレに並ぶ。
仮設トイレが2つ、男女共用。*3
並んでいるあいだに行動食のチョコファッションをかじる。
帽子のツバからぽたぽたと汗が滴り落ちる。
朝はあんなに寒かったのに、走り始めるともう寒くはなかった。
周りでも暑いぐらいと言っている人も居た。
しかし私は防寒具は脱がない。
ペースが落ちたり、山の上に出たりすると必ず寒くなる時がくるのが分かっているからだ。
小用をすませて手を洗ったらスタート。
このエイドでは9分を消費して余裕は5分となった。
~階段上のピーク
しばらく舗装された農道を走る。
地元の方が何人か応援してくださる。ありがたい。
それにしてもいいお天気だ。
コイの養殖をしている池の中の、赤い小さなコイを右手に見ながら走るとすぐにトレイルの入り口に到着。
ここからは先の図の④のピークを目指して、2kmで350m強を登る。
足元は土と丸太の階段。
スタート直後でも階段はあったが、あれは序の口。
ここからが千羽階段トレイルの本領である。
いつまでも続く階段を三十数分かけて登り④のピークに到着。時刻は10時半。
まだまだ心も身体も元気だ。
こんなところで待ってくださっていたスタッフの方の指示にしたがって下りのトレイルへ。
ここからは第2関門まで下りだ。
今回はここまで。
私のこのレースも残り僅か。
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