ランニング腹巻きを作ろう! - ランニング寒さ対策
一気に寒くなりましたね。
寒いとお腹が冷えてしまいます。お腹が冷えるのは良くないですよね。
という事で今回は、不器用な私でも簡単に手早く、しかも安く、ランニング用の腹巻きを作ってみましょうという記事です。
ランニングの寒さ対策第一弾ですね。
なお出来上がる腹巻きのクオリティに関しては、以前に書いたこちらの記事をご覧頂くと想像できると思いますので、続きを読むかどうかの判断にご活用いただければ幸いです。
きっかけ
ここ数年、長距離を走っていると胃の辺りが変な感じになり、食欲がなくなって行動食が食べられなくなります。そのうちに水を飲んでも吐き気がするようになって、走れなくなるという体になってしまっています。
それで今年の初めに、いろいろ調べました。
すると、ランニングで胃腸の不調が出る方はお腹を冷やさないようにされているようです。
屋外での防寒用品で、しかも運動量が多い時の防寒用具といえば、思いつくのはモンベルさんです。
さっそく家にあるカタログで調べてみました。
さすがモンベルさん、腹巻きも売ってました。(笑)
アウトドアアクティビティに関するアイテムは充実してますね。^^
それでモンベルさんの腹巻きを買おうかな、でもちょっと値がはるよねと思っていたところに目にしたのがこちらの記事です。
ユニクロのヒートテック(HEATTECH)は、切ってもほつれにくいという記事です。
これだ!とヒラメキました。^^
ユニクロの商品は安い。
ヒートテックから腹巻きを自作すると安上がりにできるのではないかと。
という事で、構想8ヶ月、作業期間10分で自作したランニング用の腹巻を紹介します。
なお、構想8か月なのは凄い事を考えていた訳ではありません。
出ようと思っていたレースを出場回避する事になってしまい、腹巻きがすぐには要らなくなってしまいました。
で、光陰矢のごとし。
気が付くと今シーズンになっており、しかも翌日にはキャノンボールランの為に朝から移動しなければならないという日の夜中に大慌てで作りました。
ちなみに記事にするまでに、さらに2か月かかってます。^^;
準備するもの
- ユニクロのヒートテック
腹巻きなので、シャツとして使う時よりも小さいサイズを用意します。
私は分厚いのは嫌だったのでアンダーシャツを購入。
前シーズンの冬に買ったので古いHEATTECHです。*2 - はさみ
普通のハサミで構いません。
お家に裁ちばさみがあるなら切り口がキレイになるのでぜひそちらで。
ランニング腹巻きの作り方
- 腹巻きのサイズ(高さ)を決める
ヒートテックのシャツを広げて、腹巻きの高さの見当を付けます。
長めになってしまっても折り返したりと調整できますので、初めて作る場合は短すぎの失敗を防ぐために、脇の下で切るのが良いかと思います。 - 切る
見当を付けた部分でシャツを切断します。
私は脇の下から反対側の脇の下まで直線的に切断しました。。。
小さいはさみだと切り口がギザギザになりやすいので、先にも書いたように家に裁ちばさみがあるのなら無精せずに裁縫道具入れから引っ張りだして使いましょう。*3 - 完成!
はい、完成です。
私はこの写真のように折り返して、生地を2重にして着用しました。
手間を惜しまない方は、この状態で縫ってもかまいませんが、縫う前に一度装着して走ってみてから、折り返し位置を決めたほうがよいように思います。
自作ランニング腹巻きを使用してみた結果
10月のキャノンボールランと11月のおかやまマラソンで着用して走ってみました。
- 暖かさ
軽く汗をかいた状態では間違いなく暖かいです。
でもそのうちによくわからなくなりました。 ^^;
腹巻きのおかげで冷えなかったのか、腹巻きをしていなくても大丈夫な状況だったのかわからないのです。
わからなかったということは冷えなかったということでしょうか。 - ほつれ
実践で2回使ってその後洗濯をしていますが、確かにほつれていません。
ほつれ対策に返し縫いをする必要はなさそうです。
その為、やはり切り口はキレイな方が良いですね。 - 装着感
普段もユニクロのアンダーシャツを着ています。
汗をかきやすいので、夏でも冬でもシルキードライを着ていて、体にぴったり付けて汗を吸うようにMサイズを着ています。
それで腹巻き用のヒートテックのシャツはSサイズを買ったのですが、それでもまだ大きかったようです。走っていると下に下がってきて半分くらいの高さになってしまいました。
私の場合は女性用のサイズを買うか、ずれないような工夫をするか、何か対策が必要のようです。
なお胃腸に対する効果のほうはというと、キャノンボールランのほうはここ数年は菊水山でやられていたのですが今回は大丈夫でした。でもその後の鍋蓋山でアウトになりました。。。
おかやまマラソンのほうは、胃に来る前にふくらはぎがやられてしまい検証は不可でした。
製品版の腹巻きのご紹介
お手軽に作れるランニング腹巻きの自作方法は以上ですが、ちゃんとしたランニングでも使える腹巻きが欲しいという方向けにモンベルさんの腹巻き(ウエストウォーマー)を紹介しておきます。
モンベルはもともと登山用品が主力ですが、雪山では汗が残ると体が冷えてしまい低体温症や凍傷など大事につながります。
その為にモンベルさんの腹巻きは汗がすぐに乾くように考えられており、ランニングにも向いていると思います。
まずは、保温力や速乾性が特徴のジオライン製のこちら。一番薄いL.W.。これを購入しようかどうか迷っていました。
さらに暖かい、スーパーメリノウール製のこちら。上のジオライン製のものより厚みがあります。
そしてストレッチ性能が売りのサーマテック製のがこちら。
さすがモンベルさん、腹巻きだけで3種類もの商品展開です!(笑)
という事で、今回のできるかな?は、以上になります。
【関連情報】
夏向けの暑さ対策シリーズはこちらです。
あれ? 2つしか記事がない。
3作分のネタがあった記憶があるのだけれど*4、あと1つはどんなネタで書こうとしていたんだっけ?
「腹巻き」といえばバカボンのパパですよね。
バカボンのパパは毛糸の腹巻きですが、毛糸の腹巻きだとウエアが膨らんで見栄えがね。で、私はランニング用の腹巻きを探し始めたのです。
こんなのもあった。「第1話から第90話までを収録する」って書かれているのだけれど昔のフィルム残ってたのかな。
これちょっと読みたい。